処理工程

当社は受け入れた産業廃棄物をコンポスト化により有機肥料を製造しています!

①原料の計量

 原料の積んだトラックで計量機に乗り、トラックと原料の重量を計量します。最大40tまでの計量が可能です。

 

②原料の搬入
計量終了後、計量機前の坂を1番上まで登り、従業員の指示に従って、搬入口へ原料を搬入します。主に食品製造工場から排出される食品汚泥・動植物性残さ、市町村から排出される下水処理汚泥を中心に搬入しております。

③チップの混合
搬入した原料に対し規定の割合で戻し堆肥及び木材チップを混合し、水分調整を行います。

④発酵乾燥機へ投入
原料の水分を取り除き、発酵促進及び好気性細菌を培養するため、発酵乾燥機へ原料の一部を投入します。残りの原料は原料供給機へ入れて、一次発酵槽へ送ります。あらかじめ発酵乾燥機内で水分調整しておいた原料も一次発酵槽へ送ります。

⑤一次発酵槽へ投入
搬入口から送られてきた原料を約7日~8日かけ適正時期まで貯留します。一次醗酵中は微生物の活動により自熱で最高75℃まで上昇します。一次醗酵槽は密閉構造の為、臭気は外部の土壌脱臭槽で処理の後に大気放流し周囲環境は良好です。

⑥二次発酵槽へ移動
一次発酵槽からおろした原料を二次発酵槽へ移動させて、約35日~40日かけショベルローダーで切り返しを繰り返しながら最終調整を行い熟成させます。底部にエアレーションパイプが埋設されているので十分な酸素供給が行えます。

⑦自然エネルギーの活用

 二次発酵の遅れを防ぐ為にビニールハウス3棟で太陽熱を取り入れて、より一層発酵・乾燥させます。

⑧製品のふるいがけ
二次醗酵槽で熟成させたものをふるい機にかけて、製品(有機肥料)とチップ(木くず)に分けます。チップは種菌としてリサイクルします。

⑨製品の完成

 製品が完成したら、農業従事者へ出荷します。
TOP